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ショパンから思い出す高校生活 - 5〜7年前

岡田暁生監修『ピアノを弾く身体』を読んでいると、ショパンの譜例がよく出てくる。ショパンとか弾いたことないな。

そういえば、高1の課外学習で、幻想即興曲を弾きたい!と言って最後の回で弾いてた人いたな。自分が何弾いたのか思い出せない。オルガンで弾いたことあるピアノ曲が1曲しかないからそれを弾いたんだっけ。同じ3人チームの1人が、やたらサティにこだわって調べて、ジムノペディ弾いてたな。自分がフランス6人組のことを調べたのはなんとなく覚えているけれど、そいつが対位法とかを調べ始めて全然ついていけなかった。リサーチのポスター発表は彼がひとりでガンガン進めてくれて、私ともう1人は何も貢献しなかった気がする。やたらドビュッシー好きが多くて、チーム分けで揉めたのだけど、印象派チームから漏れたうちの1人は、モーツァルトのきらきら星変奏曲を弾いていた気がする。(たしか時代区分でチームを分けた。古典派・ロマン派・近代、みたいな。リサーチ対象がヨーロッパ限定で、ロシアの作曲家を調べたかった私と対位法の彼は初回から不満だった)演奏発表の最後に、特に上手だった2人が先生に褒められていたような気がするけど、何かのオーディションを兼ねていたんだっけ?卒業式の仰げば尊しの伴奏か。あとなんかの全校集会の時に弾いてたかも。

高校の卒業式の記憶がない。先輩を送り出す年は、吹奏楽部で演奏した記憶があるのだけど、自分が卒業した年の式が思い出せない。仰げば尊しの合唱をわざわざ練習させられたんだろうか。どこら辺に座ったのかも覚えていない。卒業式が終わって、部活の追い出し会の後に担任の先生に入試の面接練習をしてもらう約束だった。17時ね、ということになっていたので、私は17時に教室で準備をして待っていたら先生が来ないので、職員室に様子を見に行ったら、「遅い」と怖い顔で怒られた。私は先生が来るものだと思い込み、先生は私が職員室まで呼びに来るだろうと思っていたようである。どうでもいいけれど、私は先生に「ぴかり」と呼ばれており(ひかりがクラスに2人いたので、もう1人が「ひかり」と呼ばれていた)、怒られる時もおそらく「ぴかり」だったので、今思うと変な先生である。怒らせると心の底から本当に怖かったのだが、休み時間と掃除の時間は生徒とのコミュニケーションを欠かさず、クラス運営は生徒たちの自治能力に託し、反体制的ロックミュージシャンという感じで面白い先生だった。

ショパンからの連想ゲームでした。おわり