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10/13-14夢、予想外の展開が楽しい

寒い夜にアイスを買ってしまうような、そういうテンションが有り余っている状態です。いちばん気の置けない友人とディズニーに行ったときの感じのそれ以上。超楽しい夢。

ちゃんと朝から2限聴講行った。夏休み明けで頭の回転は鈍っているし知識は抜けているし、私の前の席で頷いてる下級生を横目に焦る最上級生、教科書をロッカーに置いて帰るつもりだったのに、行きと同じくいつもよりひと回り小さいバッグに押し込み、上野駅へ。

待ち合わせ、新宿駅東南口改札外。せっかく都区内パス西荻窪からの乗車券を往復で買ったのに、目当ての喫茶店が定休日と知る。

台湾料理。味付けがやさしい。

便箋を買いに伊東屋へ。小田急百貨店から京王百貨店に移転して、今日がオープン日らしい。時間が経つのを忘れて選んでいる間、こんなに待たせてしまって申し訳ないと思っていたら、自分もしばらく色々見たいから、と言って私の不安を一瞬で消し去ってしまった。なんて居心地の良い部屋。

伊勢丹メンズ館。バレンシアガとかグッチとかの階めちゃめちゃ緊張した。自分が着るわけでも買うわけでもないので尚更。落ち着いてる風を頑張って装ってエスカレーターを上りフロアを一周し、を繰り返してたけど、全然奥まで足を踏み入れる勇気がなかった。やっと手が届く感じの店が並ぶ階にたどり着いて、そこの空気に安堵した。(でも高いのは高い。)先導するの疲れたなー(着る本人の意思を尊重すべきよね〜)と後ろについて歩き始めた直後に、あ!ストライプのシャツかわいい、と呟いたことによって結局私の趣味を着せることになってしまった。むしろそれを望んでいたというので、これもまた私は一抹の不安から救われる。店員さんがめちゃ話しかけてくるサービス精神旺盛な感じで、試着中の当人を待っている間、こういうシャツをお探しですかとか、あちらよりこちらの色味の方がお好みですかとか、お持ち帰りはハンガーにしますかとか、全部なぜか私に聞いてくるので、本人に聞いてください〜と答えてしまった。保護者か。

名曲喫茶。地下に高級ホテルのロビーみたいな空間が広がっていて、すでに旅行気分。カフェオレを頼んだ。添削。質問にただ答えながらベラベラ喋っていたら、いつのまにか抽象化して文字に起こしてくれる便利な機能を利用してしまっていた。おこがましい人間であることを自覚しているので、そのまま続けて書いてもらった。トイレに行ってふと、本来なら謝礼払うべきやつやん、と冷静になったけど、会計も流れでそのまま払ってもらった。

雨。

吉祥寺。戦後の闇市がそのまま商店街になっているとのこと。「エイヒレ」という居酒屋へ。電気ブラン、筍と鶏肉の煮物、炙り明太子。おいしい。急に、東京来てよかった〜!というでかい感情になった。2.5階の吹き抜けを見上げると、渋い色味の梁やアンティークの照明や提灯が目に入る。いい縦の空間。チラシを貼り敷き詰めた壁と柔らかい明るさ、全部本物の空間で、ワクワクした。サングリアは甘くて飲みやすいあまり、つい一口の量が多くなる。長芋のわさび漬け、おいしい。モッツァレラフライは、ちょっと重い。ラム、鶏皮、ダキ。ギターのお兄さんと歌のお姉さん。フレンズをリクエスト。チップにドル札を渡していて、財布の中まで粋な余白の使い方をしていることを知る。カラオケに行きたくなっちゃった。焼きそば。

カラオケ。21時半。私ばっかり歌いたいだけ歌う感じになって付き合わせてしまって申し訳ないと思っていたら、聴かせてくれてありがとうみたいな感じだったので、これもまたより一層、私のわがままが加速したと思う。1時半。

吉祥寺のニューヨーク。昔は建物の上に自由の女神が立っていたらしい。Googleの口コミが1.3とかで、コメントがもはや悪口でしかない。カビ臭いとか書いてたけど、そこまで気にならないし、なんだか夏休みに親戚のおばあちゃん家にお泊りに来た、みたいな気持ちだった。普通に新しくて綺麗で設備が整ったホテルだったら、こういうワクワクはないと思う。ドアノブの装飾とか、水色のタイルとか、色褪せた壁のラメとか。こういうワクワクを共有できる感覚をお互いに持っていることは重要だし嬉しい。雨音が遅めのタイピングの音にしか聞こえなくて、そこで建物の古さを実感する。

朝。コンタクトもメガネも忘れて、0.01未満の視力で過ごす羽目になった。

chai break。メニューとかめちゃ顔に近づけないと読めないし全然決まらないので、委ねることにした。サラダセットと金木犀のチャイ。おいしい。

井の頭公園を通って駅へ。全然景色見えない。とりあえず緑。階段の一段一段の縁に塗ってある赤線のありがたみを知る。

渋谷で乗り換え。地下鉄は閉じ込められてる感じがして息苦しい。早く出たい。全然寝心地よくない。

北千住。もういつもの帰り道、とはいえ見えてなくて不安なので、最寄り駅のホームまでついてきてもらったけど、通り慣れた道は全然余裕だった。

急いで授業に向かう。