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それほど気にしていなかったのに、全然関係ない文脈で人から聞いた話が、私の心の奥底にあった悩みをくっきりと顕在化してしまった。私は実は悩んでいたのだと。そういう方法で解決している人がいるけれども、私にはそれができなそうで、どうすればいいかその人に聞きたいと思った。しかし、ついさっきまでずっと底に隠れていた、結構な重みの切実さを、いきなり人に共有するのはかなり緊張して、一番相談したかったことを1mmも話せなかった。好きな人が今目の前にいるが、いっそ告白してしまおうかどうか、という瞬間こんな感じだったな

悩んでいることを自覚した瞬間、ああ自分は今悩んでいるんだな、と重たい気分になってしまった。こういう時に占いを活用すればいいのだろうか。しかし、より現実的で実用的な助言は、今の自分の悩みに関するヒントを持っていそうなあの人に相談するのがいいかな、という目処が立ってしまうので、結局占いは使わずじまいになる。まだ人智を超えたものに頼らなくてはいけないほどの悩みを持っていないので、大した悩みではないのかもしれない。