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ピル服用前最後の生理痛

ピルを処方されたらすぐに飲み始めるものだと思っていたら、次の月経の1日目から服用するとのことで、やっと先日から飲み始めた。これでもう生理に苦しみ悶えるのも人生最後の回(であることを願う)なので、この痛み苦しみを書き残しておこうと思う。

※毎月ものすごい不調だけれど、特に病気とかじゃなかった

1日目

せっかくコンサートに行ったのに半分くらい寝てしまった。後半はエスカップを飲んでなんとか寝ずに聴けた。はま寿司に行った帰りにスーパーで買い物をして、レジで会計した後、そろそろ鎮痛剤を飲んだほうがいいな〜と思って、その場で飲んで帰った。自転車を押して歩きながら、まっすぐ立って歩くのがしんどいかも、と思いながらなんとか帰宅した。(帰り道、団扇に「涼しくなれ!」と言っている松岡修造が描かれていたら、それは熱いか寒いか、という話などをしていた。)着いた瞬間ソファにもたれこんで、貧血か酸欠かわからないけど、とりあえず頭と身体がフラフラな感覚でしばらくじっとしていた。鉄分サプリを飲む。ソファに横になって、鎮痛剤を飲んだはずなのにな、と思いながら、陣痛の始めのほうってこんな感じなんだろうか、と思いながら痛みに耐える。いきみ逃しさながら、ゆっくり口から吐いて呼吸する。こんなに痛いのが情けなくて泣けてくる。よくSNSで、生理中の彼女に温かいスープを作ったり、腰をさすってくれたりする彼氏が褒め称えられ持ち上げられて、全彼氏見習え、みたいな風潮あるけど、毎月毎月毎月そんなのに期待したり、察してもらって当たり前だみたいな、偉そうな態度でいると、自分が人間としてダメになりそうだなと思う。人に優しくしてあげるのはいいことだけれど、優しくされる側が期待したり過剰に求めたりするものではない。優しさに漬け込んで、結果的に相手を疲弊させたりしたくはない。これ以上心配や迷惑をかけて、相手の生活に支障をきたすわけにはいかない、と、痛い辛いアピールはしないぞと心の底から誓って、しかし痛いし情けないしで涙は出てくる。これで最後だ(と信じたい)。落ち着きを取り戻し、さっさと自分でできることは済ましておく。メイクを落として、月経カップを煮沸消毒して、パジャマに着替えて、歯磨きをして、月経カップをセットして、寝る。

2日目

なんとなく生理痛はマシになって、出掛けられるレベルにはなった。しかし、夜にコンビニの「柚子胡椒香る焼鯖とねぎの和風パスタ」を食べて自転車で帰りながら、胃が締め付けられる感じがあった。

3日目

瞬間最大風速的には、この日が一番辛かったかもしれない。生理痛はすっかり治った。しかし、夕方ものすごい腸が締め付けられる感じで、トイレに駆け込んだ。トイレに座った瞬間がめちゃめちゃお腹痛かった。便秘の辛さを知っているので、ちゃんと出るだけ下痢の方が数倍良かろうと思っていたのだけど、本当に辛い下痢だった。もうこれまでに何十回もググったので覚えてしまったけれど、子宮を収縮させるためのプロスタグランジンというホルモンが、周辺の内臓である腸にも作用して下痢になりやすいらしい。集大成の痛みだった。

先月

ちなみに前回の生理は、寝起きシーツ血祭りから始まった。情緒不安定で他人に迷惑をかけまくって最悪の1週間で本当に反省したので、ピル含め解決策を求めて婦人科に行こうと決めたきっかけとなったのであった。

ピルを飲み始めて

毎日決まった時間に飲まなければいけないらしい。今のところ飲み忘れたことはない。でも、飲み忘れに細心の注意を払って、飲み忘れた時の面倒臭さを危惧しながら、このまま閉経まで一生毎日ピルのことを考えて生活しなければいけないのかと思うと、なかなかのストレスなのではないか?という疑問が湧いた。1年に1回注射打てばいいよ、みたいなやつ開発されないかな。